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食物アレルギー

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 通常、体内に摂取された食物は胃や小腸で消化酵素により分解されてから吸収されるがアレルギーを起こす原因(アレルゲン)となる場合には、十分に消化されないまま腸管を通過する。この時、十分に消化されなかったアレルゲンが原因となり様々なアレルギー反応を起こします

食物アレルギーは一般的に0〜3歳位の乳幼児が多いと言われています。

理由として…
1.乳幼児の腸管が未発達なため消化能力が十分でない。
2.免疫系の完成がされていない。
3.アレルゲンが腸管を通過しやすくなっている。
などが考えられる。

上記の理由により
3歳以降になり、腸管の消化機能や免疫系が成熟してくると食物アレルギーは発症しなくなる事が多い為、早い時期からの離乳食の開始をさけたり、アレルギー体質でアレルゲンを持っている場合は できるだけアレルゲンの摂取をさけ、腸管の機能が完成するのを待つという対策をとることが多い。(除去食)

食物アレルギーになりやすい食品


1.異種性が高いこと(ヒトとの生物学的距離が離れている事
   これは人間以外の物すべてあてはまりますね…(^−^;)植物は比較的アレルゲンとなりにくいです

2.消化されにくいこと
  
乳幼児は消化器官が未発達な為、よりアレルギーになりやすくなります。

3.タンパク質の構造が加熱に対して安定であること
  
加熱するとタンパク質の構造が変わるため加熱する前よりもアレルゲンの強さが弱まります。
  よって、より生に近い物(例 強:生卵→半熟卵→ゆで卵:弱)がアレルギー反応をおこしやすくなります。

4.タンパク質分子内に似たような繰り返し構造をもっていること


アレルゲンとなる食品は上記の条件を満たしているものが多い。
3大アレルゲンといわれる食品は卵・牛乳・大豆ですが最近はゴマや小麦にアレルギー反応が出る子供も多いそうです。

 
ちなみにみぃは(強)牛乳→卵→大豆(弱)のアレルギーがありました。

 食物にアレルゲンを持っているからと言って必ずアレルギー反応が起こると言う事はなく アレルゲンを持っていてもアレルギー反応が出ない事もあります。

 また、アトピー性皮膚炎などは食物アレルギーだけが原因ではなく生活環境(空気の汚染や食生活の欧米化)その他の様々な原因が重なりあい発症していると考えられています。

  

除去食


 アレルゲンに対して「アナフィラキシーショック」を起こす場合や重度のアトピー性皮膚炎の場合はアレルゲンを摂取しないようにする(除去食)事があります。
 除去食はアレルゲンそのものを除去するのはもちろんの事、アレルギーが混入されている食品(加工品等)もすべて除去しなければならない為、必ず医師の指導のもとに行って下さい。
自己の勝手な判断で除去を行うと栄養障害等の危険があります。

食物依存性運動誘発性アナフィラキシー


 近年食後にマラソンなどの運動をしてショック症状をおこしたケースが報告され注目されています。発症メカニズムについては まだ詳しいことはわかっていないが食物アレルギーを持っている場合注意が必要です。

 原因として多いのは えび、いか、たこなどの軟体類と貝そして小麦。
ついでセロリやキウイ、そば等があげられます。

これらは皮膚に症状がでていない(アトピー性皮膚炎等になっていない)場合でもジンマシンをおこしたり、食べたあとに喉がかゆくなったり、腹痛や吐き気が出る等の症状がある場合は食物依存性運動誘発性アナフィラキシーをおこす危険があります。

また、飲酒や入浴によって運動と同じくらい血液循環がよくなり、症状が出る場合もあります。



参考資料 食物アレルギーがわかる本/上田伸男 編著 (日本評論社)



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